一戸建て

【プロ監修】戸建て平均坪数|人数・平屋・2階建て・神奈川県の平均坪数

公開日: 最終更新日:
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「一戸建て」「一軒家」などとも呼ばれる戸建て住宅といっても3~4人家族の住宅に多い「2階建て」戸建て、親と子が同じ住宅に住む「二世帯住宅」、一人暮らし向けとして近年注目されている「平屋」など家の形態によっても、戸建ての「坪数」と呼ばれる延べ床面積の広さは変わってきます。

自分たち家族にとって最適な坪数(平米数・帖数)とは、いったいどれくらいなのでしょうか。

本記事では戸建て住宅の平均坪数(平均平米数)と間取りについて、一人暮らし・夫婦・3〜4人家族など世帯人数別、2階建て・平屋・二世帯住宅といった住宅形態別に、ポイントなどをプロ監修のもと解説。

東京のベッドタウンと呼ばれる神奈川県横浜市、海が近く都心へのアクセスもよい神奈川県横須賀市、「湘南」と呼ばれる神奈川県藤沢市の実際の平均坪数についても紹介します。自分にピッタリの戸建て坪数を見つけましょう。

監修者 海沼 仁(カイヌマ ヒロシ)

【経歴】
ウスイホーム株式会社 取締役。

大学時代は不動産評価論を専攻。
卒業後、1997年にウスイホーム株式会社入社。売買仲介部門の新人賞を受賞。
2001年、新店の上大岡店店長に就任。以降、各店店長を歴任。特に新店舗の立ち上げを得意とし、後にエリアマネージャーに抜擢される。
2012年より取締役に就任。主に横浜、湘南エリアでの商圏拡大に尽力している。

地域貢献活動にも力を入れ、2021年には創業45周年を機に、SDGs推進に取り組む「ウスイグループSDGs宣言」を制定。
地域密着型営業で築き上げてきた不動産業界のキャリアと実績から、顧客の信頼も厚く、幅広い人脈を持つ。著名人・有名人からの相談や紹介も多い。

【資格】
宅地建物取引士
CPM(米国不動産経営管理士)
日本RSP協会 不動産仲介士 試験問題監修委員

坪数・㎡数・帖数・畳数とは?換算表

住宅の延べ床面積を知るにあたり、まずは、坪数、㎡(平米)数、帖数、畳数という4つの広さの単位から解説していきましょう。

「坪数」とは土地や建物の広さ(面積)を示す日本独自の単位で、「㎡(平米)数」とは世界的に使われる広さの単位をいいます。1坪は、タテ約1.8m×ヨコ1.8m=約3.3㎡にあたります。

「帖数(じょうすう)」も、日本独自の部屋の広さを示す単位です。畳の枚数で部屋の広さを示す「畳数(じょうすう/たたみかず)」とほぼ同じで、1帖≒1畳でとらえます(※)。

最近は、主に和室の広さを示す「畳」に対し、洋間と和室の両方にも使える「帖数」を使用することが多いです(※)。坪数・㎡数・帖数(畳数)のおおよその換算は以下の通りです。

※帖数も畳数も、おおよその広さをイメージする場合はほぼ同じととらえてOKですが、畳の大きさは地域によって異なるため正しく広さを知りたい場合は、必ず㎡数で確認しましょう。

【坪数・㎡数・帖数(畳数) 換算表:1坪=約3.3㎡=約2帖(畳)】

●帖数・畳数表示の場合の一般的な㎡数
・1帖=1.62㎡以上と規定(「不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則」より)
・関東方面で採用されることが多い江戸間(えどま)1畳=1.548㎡
・関西方面で採用されることが多い京間(きょうま)1畳=1.824㎡
・団地やアパートなどで採用されることが多い団地間1畳=1.445㎡

参考:不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則

【人数別】戸建ての平均坪数はどれくらい?

【人数別】戸建ての平均坪数はどれくらい?

戸建て住宅の平均的な間取りと平均坪数について、世帯人数別に、平米数(㎡)、坪数、帖数(畳数)とともに解説します。なお、本記事でいう坪数とは「延べ坪(延べ床面積)」などと呼ばれる、各階の床面積を合計した坪数を示します。

※広さは、前述した換算基準である【1坪≒3.3㎡≒2帖(畳)】の概算で算出しています。小数点以下を四捨五入などしているため、合計の坪数・㎡数・帖数(畳数)の按分が合わないことがあります。

戸建ての平均坪数|3~4人家族

3〜4人家族の戸建て住宅の平均坪数は、おおよそ28〜35坪(92㎡〜115㎡)前後です。

【戸建ての平均坪数|3~4人用住宅の間取り例(概数)】

部屋坪数㎡数帖数
LDK(※)9  坪30  ㎡18帖
夫婦の部屋4 坪
または
2 坪×2
13  ㎡
または
6.5㎡×2
8帖
または
4帖×2
こども部屋3 坪×29.9 ㎡×26帖×2
浴室1 坪3.3㎡2帖
トイレ2つ0.5坪×21.65㎡× 21帖×2
合計21  坪69.4 ㎡42帖

※LDK=リビング・ダイニングキッチン。これ以外に玄関・廊下・階段・脱衣所などに7坪(約23㎡)ほどプラスされ、最終的に28坪(約92㎡)前後〜の広さになります。

一般的な間取りは、広めの夫婦の寝室と、こども部屋に2部屋というスタイルです。こどもが一人のときは客間や在宅ワーク時の仕事部屋として使用することで有効活用できるでしょう。

戸建ての平均坪数|2人家族

2人家族の戸建て住宅の平均坪数は、おおよそ22〜27坪(72㎡〜89㎡)前後です。

【戸建ての平均坪数|2人用住宅の間取り例(概数)】

部屋坪数㎡数帖数
LDK(※)9  坪30  ㎡18帖
夫婦の部屋4 坪
または
2 坪×2
13  ㎡
または
6.5㎡×2
8帖
または
4帖×2
客間・仕事部屋3  坪9.9㎡6帖
浴室1  坪3.3㎡2帖
トイレ1つ0.5坪1.65㎡1帖
合計17.5坪57.85㎡35帖

※LDK=リビング・ダイニングキッチン。これ以外に玄関・廊下・階段・脱衣所などに6坪(約20㎡)ほどプラスされ、最終的に23坪(約78㎡)前後〜の広さになります。

自宅で仕事をする方も増えているため、仕事部屋を確保する場合や、夫婦の部屋をそれぞれの個室に分けて広めにとるケースもあります。

将来、こどもの誕生や親との同居など家族構成が変化する可能性がある場合は、客間として部屋数を増やしたり、後から間仕切りリフォームができるようデザインしておくのもおすすめです。家は長く住むものという視点で、計画しましょう。

戸建ての平均坪数|一人暮らし

一人暮らしの戸建て住宅の平均坪数は、おおよそ20〜24坪(66㎡〜79㎡)前後です。

【戸建ての平均坪数|1人用住宅の間取り例(概数)】

部屋坪数畳数帖数
LDK(※)9  坪30 ㎡18帖
寝室3  坪9.9㎡6帖
客間・仕事部屋3  坪9.9㎡6帖
浴室1  坪3.3㎡2帖
トイレ1つ0.5坪1.65㎡1帖
合計16.5坪54.75㎡33帖

※LDK=リビング・ダイニングキッチン。これ以外に玄関・廊下・階段・脱衣所などに5坪(約15㎡)ほどプラスされ、最終的に22坪(約70㎡)前後〜の広さになります。

一人暮らしの場合も、リビングの広さ、寝室、仕事部屋・客間の広さなどで、坪数が変わってきます。

親や友人が複数で泊まりにくることが想定される場合は、客間を広めにとると使いやすいでしょう。また、仕事部屋も滞在時間が長い場合は、ゆったりした広めの設計にするのがおすすめです。

【住宅形態別】戸建ての2階建て・平屋・二世帯住宅の平均坪数はどれくらい?

【住宅形態別】戸建ての2階建て・平屋・二世帯住宅の平均坪数はどれくらい?

戸建て住宅の平均坪数は、2階建て・平屋・二世帯住宅ともに異なります。ここでは、それぞれの家の形態における平均坪数(㎡数)を紹介します。

戸建ての平均坪数|2階建て

こどもがいる3〜4人家族に選ばれることが多いのが、戸建ての2階建てです。平均坪数は28〜35坪(92.4〜115.5㎡)前後です。

首都圏など隣家が密接しているような地域では、日当たりや風通りを考慮して2階にリビングを設置する家もあります。

戸建ての平均坪数|平屋

平屋とは2階や3階がない1階のみの住宅をいい、平屋の平均坪数は25坪(82.5㎡)前後です。首都圏などでは夫婦2人や一人暮らし向けの戸建てとして、20坪(66㎡)くらいからのコンパクトで機能的な平屋もあります。

生活圏がワンフロアなため、洗濯物を干すために2階に行くといったことがなくなり家事動線が楽になったり、バリアフリーの設計がしやすいというメリットがあります。

戸建ての平均坪数|二世帯住宅

二世帯住宅の平均坪数は、40〜50坪(132〜165㎡)前後と広めになることが多いです。これは、二世帯分の各部屋や設備が必要になるためです。

中でも、下記の施設を各世帯ごとに2つ設置して分離する場合は、広い坪数とそれにかかる建築費用が必要になることを想定しておきましょう。

  • LDKかDK
  • 夫婦の寝室
  • トイレ
  • 浴室

自分に合う坪数の家の見つけ方・選び方

自分に合う坪数の家の見つけ方・選び方

次に、自分に合う坪数の家の見つけ方・選び方を紹介します。2階建て、平屋、二世帯住宅、それぞれのポイントについて解説します。自分の家族に活用できるポイントをつかみましょう。

2階建てのポイント

部屋が上下に分かれることで、リビングでの家族時間と個人の時間を区別しやすい環境が作れます。夫婦の時間を大事にしたい、こどもが集中できる環境を作りたい、趣味の部屋を持ちたいといった場合は、2階建てが向いているといえるでしょう。

また一般的に、2階建て住宅は平屋と比べて、家全体の広さやスペースがあるため、部屋数やトイレ数を多く設置できたり、後からでも増やしやすかったりする点も魅力のひとつでしょう。

  • 上下・左右の部屋の重なりを考える

    戸建てでも木造の一軒家は、使用されている壁材や床材、家の構造などによって、テレビの音や大きな話し声・笑い声、寝室からのいびきの音などが、隣の部屋や上下の部屋に響くことがあります。

    2階に寝室やこどもの勉強部屋を設置する場合は、1階のテレビの真上を避けるなど部屋の重なりに注意したり、防音性の高い素材を検討したりすることをおすすめします。
  • 生活動線を考える

    洗濯機置き場〜洗濯干し場までの動線など、暮らしやすい生活動線を考えましょう。

    たとえば、1階の玄関から直接2階のこども部屋へ行ける動線では、こどもが思春期に入ったときに、普段の様子が見えにくくなったり、コミュニケーションが取りづらくなったりする可能性があります。わざとリビングを経由する動線にするなど、長い目でみた計画を練りましょう。
  • 部屋数を後からでも追加しやすい工夫を
    こどもが増えて部屋数が足りなくなったときは、間仕切り壁を作るリフォーム、間仕切りできる家具やロールスクリーンカーテンなどの設置で対応可能です。設計の段階で、コンセントや照明、窓の配置など、バランスよく設置しておくと安心です。

おすすめ記事:【プロ監修】戸建て購入で後悔|よくある事例と今できる対策ポイント

平屋のポイント

平屋の住宅の最大のメリットは、バリアフリーな生活を実現しやすいことです。階段がないことで、車いすや体が不自由な方でも動きやすく、洗濯干しや掃除など、日常の家事や家の手入れがしやすくなります。

また最近は、若いこそだて世代の間でも平屋への関心が高まっています。無駄なものを持たず、コンパクトな生活を好む家族にとくに人気です。家族と顔を合わせる機会が多くなり、コミュニケーションがとりやすいのも平屋のメリットといえるでしょう。

  • 土地の広さと建ぺい率・容積率とのバランスに注意

    平屋を建築する際は、一定以上の土地の広さが必要になります。理由は建ぺい率や容積率(※)との関係です。確保できる土地の広さと、坪数・間取りとのバランスを慎重に検討しましょう。

    【建ぺい率、容積率とは?】
    建ぺい率・容積率、どちらも土地に対して建物を建てられる広さの割合を示していますが、建ぺい率は土地に対して平面で見たときの建物の広さ(建築面積/多くの場合1階の床面積)、容積率は2階も含めた建物の全体の面積(延べ床面積)を指します。

    どちらも建築基準法に基づき用途地域ごとに定められているため、土地全面に家を建てることはできず、建ぺい率・容積率の範囲内で建築することが求められます。
    ◎30坪(99㎡)の土地の例
    建ぺい率  50%の場合:最大で1階の建築面積 約15坪(49.5㎡)
    容積率が150%の場合:最大で1階+2階の延べ床面積 約45坪(148,5㎡)
  • 部屋数を増やす将来の可能性も見据えて

    平屋の魅力はコンパクトな暮らしですが、長い暮らしの中ではこどもが増える、働き方の変化によるリモートワーク、こどもの授業の一部オンライン化といったときに対応できる個室がほしくなることがあるかもしれません。

    2階建てのポイントでもお伝えしたように、後からでも、部屋の間仕切りの壁のリフォームや、ロールスクリーンカーテンなど設置できるよう、壁や天井に補強材を入れておくといったことも検討することをおすすめします。

二世帯住宅のポイント

二世帯住宅は、親世帯と子世帯がそれぞれのプライベートを確保しつつ、必要なときに駆けつけたり、話をしたりできる安心感が魅力のひとつです。

2つの家族が住むことで、こどもの帰宅時に大人が在宅する機会を増やせたり、家全体が留守になる機会を減らすことで防犯対策ができるというメリットもあるでしょう。

  • 坪数と建築費用

    坪数が多くなると建築費用も増えるため、二世帯間のほどよい距離感や暮らしやすさを考えた住宅デザイン・坪数と、建築費用とのバランス調整が重要です。

    広さが確保できない場合や、家族の希望によっては、キッチンや浴室などの水回りを共有するケースがありますが、水回りは生活時間や生活スタイルの違いが出やすい場所のため、同居トラブルにつながることがあります。

    専門家に相談し、希望を伝えるとともにベストなケースを検討しましょう。
  • いろいろなデザインを検討

    二世帯住宅は、2階建ての上下だけではなく、玄関だけを共有して左右別に2階建ての居住空間を作るメゾネットタイプもあります。

    それぞれがしっかりプライベートを確保したい場合は、同じ敷地内に2つの家を建てて、廊下だけつなげるといった方法もあるでしょう。

    長く安心して暮らすためには、親世帯、子世帯、夫や妻、誰か一方だけの希望ではなく、家族間でひとつひとつ丁寧に話し合うことをおすすめします。

神奈川横浜市・横須賀市・藤沢市の平均坪数はどれくらい?

神奈川横浜市・横須賀市・藤沢市の平均坪数はどれくらい?

首都圏は人口密度が高く、戸建ての坪数が狭いといったイメージがあるかもしれませんが、実際にはどれくらいの坪数(平米数)なのでしょうか。東京のベッドタウンといわれる神奈川県横浜市と、海が近く都心までのアクセスもよい神奈川県横須賀市、「湘南」という名前で有名な神奈川県藤沢市の調査結果を紹介します。

※市町村の調査データでは㎡数を基準としているため、ここでは㎡数基準とし、3.3㎡で割った広さを坪数として表記しています。

神奈川県横浜市の戸建て|平均坪数

神奈川県横浜市における戸建て住宅の平均延べ床面積について、横浜市が公開した住宅事情に関するデータ(※)によると、平均延べ床面積(平均坪数)は、111㎡(約33.6坪)です。

横浜駅や百貨店の高島屋やSOGO、各種企業が集まる横浜の中心地である西区でも、102.94㎡(約31.1坪)、東急東横線や京浜東北線を使い都内まで1本で行かれる神奈川区でも108.01㎡(約32.7坪)と、平均的な戸建ての坪数を確保できていることがわかります。

※参考:住宅事情3-2 住宅面積の状況(参考資料:住宅の広さについて)横浜市

神奈川県横須賀市の戸建て|平均坪数

神奈川県の南に位置し海が近くにありながら、京浜急行やJR横須賀線などで都心まで1本で通える神奈川県横須賀市における、戸建て住宅の平均延べ床面積(平均坪数)は、横須賀市が公開したデータ(※)によると、99.71㎡(約30.2坪)です。

横浜市と比較するとやや狭いようですが、1つの住宅内に設置する平均的な部屋数は4.88と4〜5部屋を確保できており、家族3〜4人で住むには十分な坪数を確保できているといえるでしょう。

※参考:平成30年住宅・土地統計調査結果報告_横須賀市

神奈川県藤沢市の戸建て|平均坪数

神奈川県の海側に面し、いわゆる「湘南」と呼ばれるエリア。JR線、小田急線、相鉄線、市営地下鉄ブルーラインなど、交通アクセスの良さが魅力な、神奈川県藤沢市における平均延べ床面積(平均坪数)は、藤沢市が公開したデータによると、102.0㎡(約30.9坪)です。

比較的新しい住宅が多い「湘南台」などは97〜98㎡(29坪ほど)前後、古くからある御所見地区などは100㎡(30坪ほど)を超えるなど、地域差があることが分かりました。

※参考:平成17年国勢調査の概要及び集計結果_藤沢市
    藤沢市マスタープラン_藤沢市

理想の戸建て住宅の坪数を検討しましょう

家の建て方には、2階建て、平屋、二世帯住宅などがありますが、戸建て住宅における平均坪数(延べ床面積)は、家族の人数はもちろん、家族のライフスタイルなども十分に考慮して検討する必要があります。

平均的な広さや間取りを考えるだけでなく、将来の変化を考慮したり、各部屋の使い方、生活動線なども想定しておくことが重要です。我が家の理想を現実にするための第一歩として、自分たちに合う坪数を検討するところから始めてみましょう。

【横浜、横須賀周辺の物件】

横浜エリアの新築戸建て一覧

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執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム
1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。
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