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戸建ての庭は必要?庭付き・庭なしそれぞれのメリットと後悔しない選び方を解説

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戸建てを購入するとき、「庭付きにするべき?」「庭がないほうが暮らしやすい?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

庭付きには子どもやペットが遊べる、ガーデニングを楽しめるなどの魅力がある一方で、維持管理の手間がかかるのも事実です。

この記事では、庭付き戸建てと庭なし戸建てのメリット・デメリットや向いている人の特徴を比較し、後悔しない選び方を解説します。

さらにおしゃれで使いやすい庭づくりのポイントや、人気の庭素材、素材別の費用の目安についても紹介します。

庭付き・庭なしを選ぶ前に知っておきたいポイント

庭が必要かどうかは、家族構成や暮らし方によって異なります。

まずは、庭付き戸建てが選ばれる理由と、庭なし戸建てを選ぶ人が増えている背景を見ていきましょう。

庭付き戸建てが選ばれる理由

庭付き戸建ては、室内にはない開放感を得られ、暮らしの幅を広げやすいことから根強い人気があります。

例えば、庭があることで隣家との間に一定の距離を確保しやすくなり、日当たりや風通しの向上が期待できます。

子どもの遊び場やペットの運動スペース、ガーデニングや家庭菜園、バーベキューなど、家族で楽しめる空間として活用できる点も大きなメリットです。

リビングから庭へ出入りしやすい設計にすれば室内にも広がりを感じやすくなり、暮らしをより快適で活動的なものにしてくれるでしょう。

庭なしを選ぶ人も増えている

以前は戸建てと庭はセットのように考えられていましたが、近年はライフスタイルや土地条件に合わせて、あえて庭のない戸建てを選ぶ人も見られます。

土地価格が高いエリアでは、庭を設けるよりも建物の広さや駐車スペースを優先する設計も少なくありません。

共働き世帯を中心に、庭の手入れに時間や手間をかけたくないと考える人もいます。

庭を設けないことで、庭部分の外構工事や植栽にかかる費用、維持管理の負担を抑えられる効果があります。

ライフスタイルによっては、庭なしのほうが暮らしやすいと感じる家庭もあるでしょう。

庭の有無はライフスタイルで決める

「庭付き戸建て」と「庭なし戸建て」のどちらが向いているかは、休日の過ごし方やライフスタイルによって異なります。

庭を楽しみたいのか、それとも手入れの負担を減らして自由な時間を増やしたいのかによって、住まいに求めるものは変わるためです。

庭よりも建物の広さや駐車スペースを優先したいと考える家庭もあるでしょう。

「庭がある家が良い」「庭は不要」と決めつけるのではなく、自分たちがどのような暮らしをしたいかを基準に住まいを選ぶのがポイントです。

庭付きと庭なしで迷ったときの判断基準は?

庭付き・庭なしを考える際に確認すべきは、自分たちの暮らし方に合っているかどうかです。

まずは、それぞれの違いを比較し、自分に合う住まいをチェックしてみましょう。

ライフスタイルや将来の暮らし方を踏まえて判断をおすすめします。

比較ポイント庭付きの戸建て庭のない戸建て
向いている人・子どもやペットと庭で過ごしたい
・ガーデニングや家庭菜園をしたい
・手入れの手間を減らしたい
・建物や駐車場を優先したい
子ども・ペット自宅で遊べるスペースを確保しやすい公園やドッグランなどを活用
日当たり・風通し敷地条件によっては開放感や日当たり、風通しを確保しやすい敷地条件によっては工夫が必要
メンテナンス雑草や植栽の手入れが必要手入れの負担が少ない
外構費用植栽や芝、フェンスなどで費用がかかる庭付きと比べて外構費用を抑えやすい
敷地の使い方庭として活用できる建物や駐車場、自転車置き場などに活用
購入時に重視したいこと庭の広さや使い方、日当たり室内の広さや生活動線、駐車スペース

このように、庭付き・庭なしにはそれぞれ異なる強みがあります。

将来のライフスタイルも見据えながら、「庭で何をしたいのか」「自分たちに本当に必要なスペースは何か」を考えて選ぶことが、後悔しない住まい選びにつながります。

庭付き戸建てのメリット・デメリット

庭付き戸建てには、暮らしを豊かにする魅力がある一方で、手入れや維持管理など気を付けたい点があります。

メリット・デメリットの両方を知ったうえで、自分たちに合う庭を考えましょう。

庭付き戸建てのメリット

庭付き戸建ての最大のメリットは、家族が自由に使える屋外空間を持てることです。

ガーデニングや家庭菜園、バーベキューを楽しんだり、子どもやペットの遊び場として活用したりと、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。

掃き出し窓と高さを合わせたウッドデッキを設置すれば、室内と庭を行き来しやすくなり、庭の利便性がぐっと高まります。

くわえて、植栽を取り入れることで季節の変化を感じやすくなり、リビングから季節の移ろいを楽しめる庭づくりも可能です。

暮らしにゆとりや開放感をもたらしてくれる点は、庭付き戸建てならではの醍醐味といえるでしょう。

庭付き戸建てのデメリット

庭付きの戸建ては、維持管理に手間と費用がかかる点がデメリットです。

雑草取りや芝刈り、植栽の剪定など、庭の状態を保つためには定期的な手入れが欠かせません。

植物の種類や管理状況によっては虫が発生しやすくなるため、防虫対策も必要です。

庭を新たに整備する場合には、フェンスや植栽などの外構工事費もかかります。

庭を長く快適に維持するためには、日常の手入れだけでなく、将来的なメンテナンス費用も考慮しておきましょう。

庭なし戸建てのメリット・デメリットを解説

庭がない戸建ては、敷地を効率よく使うことができます。

一方で、屋外スペースが少ないため、不便に感じることがあるかもしれません。

購入後に後悔しないよう、メリットとデメリットの両方を確認しておきましょう。

庭なし戸建てのメリット

庭なし戸建ては、限られた敷地を有効活用できる点が最大のメリットです。

都市部など土地が限られたエリアでも、庭のスペースを駐車場や自転車置き場に充てられるため、生活動線の良い住まいを実現しやすくなります。

さらに雑草取りや植栽の手入れがほとんど不要になり、庭部分の外構費用を抑えやすいのも魅力です。

忙しい共働き世帯や、メンテナンスの負担を減らしたい方に向いている住まいといえるでしょう。

庭なし戸建てのデメリット

子どもやペットが遊べる屋外スペースを確保しにくい点がデメリットです。

ガーデニングを楽しみたい場合も、庭がある住まいに比べると自由度は低くなります。

ただし、プランターや鉢植えを活用すれば、アプローチやベランダなどの限られたスペースでも植物を育てることは可能です。

住宅が密集したエリアでは、敷地条件や建物の配置によって開放感を得にくいケースがあります。

周囲の建物との距離や窓の配置、採光・通風なども確認し、室内で快適に過ごせる住まいかどうかを見極めましょう。

【悩み別】庭の虫・騒音・手入れ対策

庭を持つことで生じる悩みは、事前に設計の工夫を取り入れることで大きく軽減できます。

ここでは、多くの人が直面する虫や騒音といった日常のトラブル対策から、将来家を売る際の資産価値に関わる設計のポイントまで解説します。

虫対策や雑草対策を考えた庭づくりのコツ

長く快適に過ごせる庭を維持するには、見た目のデザインだけでなく、将来のメンテナンスまで見据えた「雑草や虫が発生しにくい環境づくり」が重要です。

以下の3つの点をチェックしておきましょう。

草むしりの負担を減らす雑草対策

雑草対策には、防草シートの上に人工芝や砂利を組み合わせる方法が効果的です。

日光を遮断することで雑草が生えにくくなり、日々の草むしりの手間を大幅に軽減できます。

発生源をなくす虫・蚊対策

蚊などの害虫はわずかな水たまりでも繁殖するため、庭に水はけの良い傾斜や排水設備を設ける設計が基本です。

また、植木鉢の受け皿や排水まわり、落ち葉の吹き溜まりなどにも水がたまらないよう日常的に気を配りましょう。

管理を楽にする植栽の選び方と手入れ

植栽は、掃除や剪定の手間がかかる落葉樹や成長の早い樹木を避け、オリーブなどの管理しやすい常緑樹を選ぶのがおすすめです。

定期的に剪定して日当たりと風通しを確保することで、虫の発生を抑えられます。

さらに、ローズマリーやミントなど虫が嫌がるハーブ類を植えるのも、自然な防虫対策として有効です。

騒音とプライバシーの対策

庭での話し声やバーベキューの音・煙は、住宅密集地ではご近所トラブルの大きな原因になり得ます。

プライバシーを守りつつ周囲に配慮するためには、まず活動するスペースの配置に気を配りましょう。

例として、隣家の寝室やリビングの窓からなるべく遠い場所にウッドデッキやテラスを配置するなどの工夫が必要です。

外からの視線を遮る目隠しフェンスは、プライバシーの確保だけでなく、ある程度の音を遮断する防音効果も期待できます。

バーベキューを楽しむ際は、煙が出にくい無煙ロースターを使用したり、ニオイが広がりやすい風の強い日を避けたりするなどの配慮を行いましょう。

防犯性を高める目隠しフェンスの選び方

プライバシーを確保するために、高く隙間のないフェンスで庭を完全に囲ってしまうのは、防犯上においては危険です。

外から全く見えない庭は、一度塀を乗り越えて侵入されてしまえば、侵入者にとって安全に作業ができる死角に変わってしまいます。

防犯性を高めるためには、採光や風通しも確保できる隙間の入ったデザインや、半透明のパネル素材を選び、外から人の気配がわかる程度の抜け感は残しておきましょう。

死角になりやすい家の裏手や窓の下には、歩くと大きな音が鳴る防犯砂利を敷き、人感センサーライトと組み合わせることで侵入を未然に防ぐことができます。

将来の売却や資産価値を見据えた、手入れしやすい庭の設計

庭づくりにおいて見落としがちなのが、「将来の資産価値」への影響です。

手入れが追いつかずに雑草が生い茂り、庭木が伸び放題になった家を将来売却しようとした場合、不動産の査定においてマイナス評価を受けるリスクがあります。

購入希望者が「この庭を元に戻す(伐採や撤去を行う)には数十万円かかる」と判断すれば、その実費分が売却価格から値引きされる原因になります。

資産価値を下げないためには、最初からメンテナンスの手間がかからない庭にしておくことも一つの方法です。

コンクリートやタイル、人工芝、防草シートなどを適切に取り入れ、日常の管理がしやすい設計にしておくことは、現在の暮らしを楽にするだけでなく、将来的な資産の目減りを防ぐことにもつながります。

庭にはどれくらいの広さが必要?用途別のレイアウト目安

「庭が欲しい」と思っても、具体的にどれくらいのスペースが必要なのかをイメージするのは難しいものです。

限られた敷地を有効に使うためには、目的に応じた適切な広さを把握しておく必要があります。ここでは、用途別のレイアウトの目安を解説します。

まずは「駐車場・駐輪場」のスペースを最優先で確保する

庭の広さやデザインを考える際、まず初めに考えておきたいのが「駐車場と駐輪場」のスペースです。

敷地全体のレイアウトにおいて、車の出し入れのしやすさは日々の生活の利便性にも直結します。

長さ幅
軽自動車3.6m2.0m
小型自動車5.0m2.3m
普通乗用車6.0m2.5m

出典:駐車場設計・施工指針について(国土交通省)

一般的な乗用車1台を停めるには、幅約2.5m×奥行き約6mのスペースが必要です。

将来、子どもが成長して自転車が増える場合にも、必要な駐車台数分を最優先で確保しておきましょう。

残った面積を庭としてどのように活用するかを計画すると、入居後も納得のいく使いやすい間取りになります。

参考記事:【プロ監修】戸建ての駐車場スペース|サイズ・デザイン・素材を解説

道路の方角に合わせた庭の配置と日当たり

庭の配置は、敷地が接している道路の方角によって、日当たりやプライバシーの確保しやすさが大きく変わります。

建物の間取りとセットで庭の位置をイメージしておきましょう。

南側道路

道路側に庭を配置することで、南からの日差しをたっぷりと室内に取り込めるため、日当たりの良さが最大のメリットです。

一方で、道路を通行する人から庭で遊ぶ様子やリビングが丸見えになりやすいため、目隠しフェンスや植栽によるしっかりとしたプライバシー対策が必要になります。

北側道路

北側に駐車場と玄関を配置し、建物の裏側にあたる南側に庭を設けることで、道路からの視線を気にせずに過ごせる環境を作ることができます。

南側の隣家との距離さえ確保できれば、明るく落ち着いた庭を実現することが可能です。

東側・西側道路

東・西側に道路がある土地は、建物の南側に庭を配置するのが理想的です。

しかし、住宅密集地では建築制限(北側の隣家の採光を守るルールなど)によって建物を北側に寄せきれず、結果として南側の庭が狭くなってしまうケースがよくあります。

そのような場合は、方角の特性を活かした工夫が必要です。

東側道路の土地であれば、朝日が気持ちよく入る東側の前庭をメインの庭として活用するのがおすすめです。

一方、西側道路の土地は午後の強い西日が差し込むため、庭の西側にあえて背の高いシンボルツリーを植えて日差しを和らげるなど、立地に合わせた配置を計画しましょう。

ガーデニング・家庭菜園なら「約3畳」から

花を育てたり、週末に少しの野菜を作ったりするガーデニングや家庭菜園であれば、約3畳(約5㎡)程度の広さからでも十分に楽しめます。

土の面積が広すぎると、水やりや雑草取り、土の入れ替えなどの日常的な手入れが重労働になり、維持するのが負担になってしまいます。

まずは手が届きやすく管理の行き届く小さなスペースから始め、慣れてきたらプランターや鉢植えを活用して緑を増やしていくことが、無理なく続けるコツです。

家族でバーベキューやプールを楽しむなら「約7.5畳(車1台分)」

家族や友人を招いてバーベキュー用のテーブルセットを広げたり、子ども用の大きめのビニールプールを置いて遊んだりするには、車1台分の駐車スペースに相当する約7.5畳(約12.5㎡)の広さが一つの目安です。

この程度の面積があれば、火の周りでの安全な動線や、プールサイドで大人が見守るためのスペースも確保しやすくなります。

注意点として、バーベキューやプールを日常的に行わない場合は、このスペースを土の庭にしてしまうと手入れが大変です。

普段は駐車場として使い、休日は車を移動させてアウトドアスペースとして兼用できる「土間コンクリート仕上げ」にしておくと、柔軟に活用することができます。

おしゃれで使いやすい戸建ての庭デザインと費用の目安

庭づくりでは、デザインだけでなく、メンテナンスのしやすさや費用も確認すべきポイントです。ここでは、人気の庭づくりの方法と、おおよその費用相場を紹介します。

目隠しを兼ねた庭デザイン

道路や隣家から庭や室内が見えやすい場合は、目隠しを取り入れることで、プライバシーを確保しながら快適に過ごせます。

目隠しフェンスを設置したり、常緑樹などの植栽を組み合わせたりすると、外からの視線を和らげながら、プライバシーを確保しやすくなります。

視線が気になりにくくなることで、リビングのカーテンを開けて過ごしやすくなり、室内でも開放感を感じやすくなるでしょう。

デザインだけでなく、風通しや採光にも配慮して計画することで、圧迫感を抑えながら快適な庭づくりにつながります。

完全に視線を遮るのではなく、適度に風や光を取り込めるフェンスや植栽を選ぶのもコツです。

人気の庭素材と費用の目安

庭づくりで人気のある素材には、それぞれ特徴があります。見た目だけでなく、メンテナンスや費用も比較しながら選びましょう。

人工芝

一年中きれいな緑を楽しめる人気の素材で、防草シートと組み合わせることで雑草が生えにくくなり、雑草対策としても効果が期待できます。

  • メリット: 手入れが少ない、雑草が生えにくい
  • デメリット: 夏は表面温度が高くなりやすい、火気や高温になるものの使用には注意が必要
  • 費用目安(15㎡): DIY 約3万~9万円 / 業者 約12万~22万円

天然芝

自然な風合いや柔らかな踏み心地が魅力です。季節の変化を感じられ、ナチュラルな庭に仕上がります。

  • メリット: 自然な見た目を楽しめる、柔らかな踏み心地で子どもやペットが過ごしやすい
  • デメリット: 芝刈りや水やり、雑草取りなど定期的な管理が必要、暖地型の天然芝は冬の休眠期に茶色くなる
  • 費用目安(15㎡): DIY 約2万~5万円 / 業者 約7万~12万円

砂利

比較的費用を抑えやすく、防草シートと組み合わせることで雑草対策にもなる定番の素材です。

  • メリット: 比較的安価に施工できる、歩くと音がするため防犯対策の補助になる、ぬかるみや泥はねを軽減しやすい
  • デメリット: 砂利が飛び散ることがある、ベビーカーや車いすでは歩きにくい場合がある、落ち葉やゴミが混ざると掃除に手間がかかる
  • 費用目安(15㎡): DIY 約2万~6万円 / 業者 約5万~10万円

コンクリート

駐車場やアプローチによく施工される素材です。雑草が生えにくく、耐久性が高いため、メンテナンスの負担を大きく減らせます。

  • メリット: 雨の後にぬかるみができない、車や自転車、ベビーカーも移動しやすい
  • デメリット: 初期費用が高め、夏は照り返しで表面が熱くなりやすい
  • 費用目安(15㎡): 業者 約15万~30万円

ウッドデッキ

庭と室内をつなぐ空間として人気があります。

掃き出し窓と高さを合わせることで、室内から庭へ出入りしやすくなります。

  • メリット: 庭を日常的に活用しやすい、洗濯物を干したりくつろいだりできる
  • デメリット: 天然木は定期的なメンテナンスが必要、人工木は商品や施工内容によって初期費用が高くなることがある
  • 費用目安(約7.5㎡):
    DIY:小型キットなら3万円台からあるが、約7.5㎡では材料費だけでも十数万円以上かかる場合がある
    天然木:約30万~50万円
    人工木:約25万~55万円

植物でグランドカバー

クリーピングタイムやアジュガなど、地面を覆う植物を植えて庭を彩る方法です。

植物が地面を覆うことで雑草を抑えやすくなり、ナチュラルな雰囲気を演出できます。

  • メリット: ガーデニングと見た目を楽しめる、素材や植え方によっては費用を抑えやすい
  • デメリット: 水やりや剪定など植物の管理が必要、子どもやペットが走り回る場所には不向きな種類もある
  • 費用目安(15㎡): 苗代 約3万5千~4万円前後

【注目の品種:クラピア】

現在、グランドカバープランツとして特に注目を集めているのが「クラピア」です。

優れた雑草抑制効果に加え、夏の地温上昇や雨による土壌流出を防ぐ機能性も兼ね備えており、テレビ番組でも紹介されるなど話題を呼んでいます。

地面をこうした植物で覆うことで、景観を彩りながら快適な庭を実現することができます。

あなたに合う庭素材は?おすすめ早見表

選ぶ際は、導入費用だけでなく、手入れの手間や庭での過ごし方まで比較する必要があります。

どれを選べばいいか迷ったら、以下の表を参考にしてください。

素材手入れ導入費用向いている人
人工芝少ないやや高い暑さ対策をしながら子ども・ペットと庭を使いたい家庭
天然芝多い比較的安い自然な庭を楽しみたい人
砂利比較的少ない比較的安い雑草対策・防犯を重視したい人
コンクリートほぼ不要高めメンテナンスを減らしたい人
ウッドデッキ素材による高め庭時間を楽しみたい人
グランドカバーやや多い比較的安いガーデニングを楽しみたい人

戸建ての庭づくりで後悔しやすい失敗例

戸建てに庭を設けたものの、事前の計画不足によって入居後に後悔するケースは少なくありません。

ここでは、庭づくりで陥りやすい代表的な失敗例とその原因を解説します。

理想だけでなく、現実的な使い方や将来の変化を見据えて計画を立てましょう。

手入れの手間を見誤り、庭が荒れてしまう

天然芝や土のままの庭は、夏場の雑草取りや定期的な水やりなど、想像以上の手間がかかります。

特に生命力の強い雑草が繁殖すると、素人の手作業で完全に駆除するのは困難です。

手入れの時間が確保できず庭が荒れ果てると、見た目が悪いだけでなく、害虫の温床になるリスクもあります。

将来的な体力の低下も想定し、生活動線や頻繁に使う場所にはコンクリートや人工芝を採用しつつ、その他の範囲は防草シートと砂利を組み合わせるなど、最初から維持管理の手間を減らす工夫をしておきましょう。

外の水道やコンセントの位置が悪く使いにくい

ビニールプールや高圧洗浄機を使う際、水道や屋外コンセントの位置が遠いと、ホースや延長コードが届かずに不便な思いをします。

水ハネによる漏電を避けるための適切なコンセントの高さ(一般的に地面から50cm〜80cm程度)や、冬場に洗車やペットの足を洗う際にお湯が出る立水栓を選ぶなど、設備の内容や場所の検討も欠かせません。 

事前に庭で何をするかを想定したうえで、建物の配管・配線図面を作成する段階で指定しておくと安心です。

完成後にコンセントや水道を増設・移動させると、コンクリートを割る大掛かりな工事になり数十万円の追加費用が発生するケースもあるため注意しましょう。

10年後の使い道を考えておらず、将来的に持て余してしまう

ライフステージの変化に合わせて庭の役割も変わる可能性があります。

将来、子どもが免許を取って車を持ったときや、来客用のカースペースが必要になったときに駐車場へ転用しやすいよう、計画の初期段階から配慮が必要です。

手入れを減らしたいからといって庭の全面をコンクリートで固めたり、撤去が困難な巨大な庭石を置いたりせず、カースペースの拡張が予想される場所はあらかじめ砂利敷きにとどめておくなど、柔軟性のある設計にしておきましょう。

横浜・湘南・横須賀エリアの戸建ての庭づくりポイント

神奈川県内で庭づくりをする場合、エリアごとに大きく異なる地形や気候の特性、そして自治体ごとの景観ルールを理解しておく必要があります。

地域特有の条件に合わせた対策を取らないと、完成後に維持管理で大きな負担を抱えることになりかねません。

ここでは、各エリアの地勢に着目した実践的な庭づくりのポイントをご紹介します。

【横浜】高低差や擁壁を活かしたプライバシー対策

横浜エリアは坂道や丘陵地帯が多く、敷地に高低差があるのが大きな特徴です。

庭づくりにおいては、この高低差が外構デザインの大きな強みになります。

道路よりも高い位置に庭やリビングを配置できるため、背の高い目隠しフェンスを設置しなくても、通行人の視線を自然に遮断することができます。

さらに日当たりや風通しも確保しやすくなり、カーテンを開け放して過ごせる開放感やプライバシーを両立させた庭づくりが可能です。

なお、斜面に土を盛って平らな庭を作るには、その土が崩れないように支える「擁壁(ようへき)」と呼ばれる壁が必要になります。

この擁壁には常に大量の土の重さがかかるため、県の建築条例に基づき、土圧を支える強固な構造や、大雨時に雨水を逃がす排水設備の設置が求められます。

安全性をしっかり確保したうえで、高低差の魅力を最大限に活かした設計を計画しましょう。

参考:神奈川県建築基準条例等について(神奈川県)

【湘南】景観ルールに配慮したオープンな庭づくり

藤沢や鎌倉などの湘南エリアでは、海沿いの美しい街並みを守るための厳しい「景観計画」や「風致地区」の指定が設けられている住宅街が多く存在します。

敷地面積に対する一定割合(例:20%〜40%以上)の緑地(植栽)確保が条例で義務付けられていたり、圧迫感のある高すぎるコンクリートブロック塀の設置が制限されていたりするため、周囲と調和する庭(外構)づくりが必要になります。

もちろん、海に近い立地ならではの塩害や飛砂への対策も欠かせません。

鉄製のフェンスはサビやすいため、防錆処理が施されたアルミ製品や、腐食しない樹脂製のウッドデッキを選ぶようにしましょう。

そのほかにも、マリンスポーツや海辺の散歩を楽しむライフスタイルに合わせて、庭先に砂を落とせる外シャワー(温水が出る立水栓)や、サーフボードを洗える土間スペースを設けると、湘南らしい快適な住まいが完成します。

参考:

鎌倉市風致地区条例(鎌倉市)

湘南辻堂景観形成地区 景観形成基準(藤沢市)

【横須賀】「谷戸(やと)」の環境配慮と広い敷地の防草対策

横須賀エリアは、「谷戸(やと)」と呼ばれる起伏に富んだ入り組んだ地形が特徴的です。

丘陵地を開発したエリアでは横浜中心部と比較してゆとりある広い敷地面積(50坪〜70坪以上)を持つ物件も多いなど、多様な立地条件が混在しています。

三方が斜面や山林に囲まれるような谷戸の地形では、時間帯によって日陰になりやすかったり、湿気が溜まりやすかったりするため、風通しの良いフェンスや、日陰を好む植物を選ぶといった環境への配慮が必要です。

敷地が広い物件の場合、すべてを土のままにしておくと休日のたびに膨大な雑草取りに追われることになります。

敷地全体について、「家族でBBQを楽しむタイルデッキ」といったアクティブな空間と、「防草シートと砂利を敷き詰めるだけの景観・防犯スペース」を明確に分けておきましょう。

これにより、広々とした庭の魅力を活かしつつ、日常のメンテナンス負担を最小限に抑えることができます。

参考:「わたしたちの市の様子調べ」(横須賀市教育情報センター)

戸建ての庭に関するよくある質問

戸建ての庭を計画する際、日当たりや日常の手入れに関する疑問についてお答えします。

Q1. 天然芝と人工芝、長い目で見るとどちらがおすすめ?

A. 手入れの手間や長期的なランニングコストを重視するなら「人工芝」がおすすめです。

天然芝は初期費用が安いものの、水やりや芝刈り、肥料などの定期的な管理が必要で手間がかかり続けます。

人工芝は初期費用が高くなりますが、約10年間はほぼメンテナンスフリーで美しい緑を楽しめるため、忙しい共働き家庭などには最適といえます。

Q2. 庭の雑草対策で一番効果的で安い方法は?

A. コストを抑えつつ高い防草効果を得られるのが「防草シートと砂利」を組み合わせる方法です。

シートが日光を遮断して雑草の成長を防ぎ、その上に敷いた砂利が紫外線によるシートの劣化を遅らせるため、長期間きれいな状態を保てます。

DIYでの施工も比較的容易で、歩くと音が鳴るため防犯効果も期待できます。

Q3. 北向きの庭でもガーデニングや芝生は楽しめる?

A. 北向きの庭は日照時間が短くなるものの、日陰や半日陰を好む植物(アジサイやクリスマスローズ、ギボウシなど)を選べば十分にガーデニングを楽しめます。

ただし、日光を多く必要とする天然芝の生育には不向きなことが多いため、一年中きれいな緑を保てる人工芝を採用することをおすすめします。

横浜・湘南・横須賀エリアで戸建て探しならウスイホームへ

庭付き戸建てと庭なし戸建てのどちらが暮らしやすいかは、家族構成やライフスタイルによって異なります。

1976年の創業以来、横浜・湘南・横須賀エリアに密着してきたウスイホームでは、豊富な取引実績で培ったノウハウとネットワークをもとに、多くのお客様の戸建て購入をサポートしてまいりました。

「子どもが遊べる庭がほしい」「庭の手入れはできるだけ減らしたい」「駐車スペースを優先したい」など、ご希望や将来の暮らし方をぜひお聞かせください。

地域に精通したスタッフが、お客様一人ひとりに合った理想の住まいをご提案します。

▼横浜・湘南・横須賀エリアの戸建て探しはこちら▼
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戸建ての庭選びは暮らし方に合わせて検討しよう

庭付き戸建てと庭なし戸建てには、それぞれ異なる強みがあります。

大切なのは、見た目やイメージだけで決めるのではなく、自分たちの暮らし方に合った住まいを選ぶことです。

庭の広さやデザイン、庭で何をするか、メンテナンスにかかる時間やコスト、将来のライフスタイルまでを考えて検討すれば、購入後の満足度もぐっと高まります。

迷ったときは、不動産会社へ相談し、実際に物件を見学しながら理想の住まいを見つけましょう。

監修者 海沼 仁(カイヌマ ヒロシ)
ウスイホーム株式会社 代表取締役社長

【経歴】
大学時代は不動産評価論を専攻。
卒業後、1997年にウスイホーム株式会社入社。売買仲介部門の新人賞を受賞。
2001年、新店の上大岡店店長に就任。以降、各店店長を歴任。特に新店舗の立ち上げを得意とし、後にエリアマネージャーに抜擢される。
2012年より取締役に就任。主に横浜、湘南エリアでの商圏拡大に尽力している。
2021年には創業45周年を機に、SDGs推進に取り組む「ウスイグループSDGs宣言」を制定。地域貢献活動にも力を入れている。
2025年4月、ウスイホーム株式会社代表取締役社長に就任。

地域密着型営業で築き上げてきた不動産業界のキャリアと実績から、顧客の信頼も厚く、幅広い人脈を持つ。著名人・有名人からの相談や紹介も多い。

【資格】
宅地建物取引士
CPM(米国不動産経営管理士)
日本RSP協会 不動産仲介士 試験問題監修委員
執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム
1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。
お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact

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