地域の魅力

自然・文化・観光を兼ね備えた横浜市金沢区の魅力とおすすめスポット

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横浜市金沢区は横浜市の南端に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。歴史的な文化財とともに、産業団地や商業施設が共存。魅力あふれる横浜市金沢区を紹介します。

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自然と歴史あふれる街

横浜市の南端、三浦半島の東側に位置し、東京湾に面した立地

神奈川県横浜市金沢区位置マップ

金沢区は横浜市の南端にあり、南は横須賀市、逗子市、鎌倉市、西は栄区、北は磯子区に隣接し、東は東京湾に面した面積約30.96平方キロメートル、市内で6番目に広い区です。
金沢区には、横浜市内唯一の自然海浜である野島海岸や、市内唯一の海水浴場としても知られる海の公園、横浜市内最高峰の大丸山(約157メートル)があり、海と山の両方を身近に感じられるのが特徴です。
100メートル前後の山が入り組んでいるため、起状の激しい丘陵地である一方、内陸部には大規模な緑地圏を形成しています。臨海部は、横浜市としても貴重な海の資源があり、2つの漁港があるほか、潮干狩りが楽しめ、夏の花火大会やビーチスポーツフェスタ、トライアスロン、マラソン、ビーチバレーなど各種スポーツの大会も盛んに開かれています。

海の公園

風光明媚な景勝地から都市化に発展

称名寺

鎌倉幕府の執権、北条氏の分家である金沢北条氏の拠点として、また鎌倉幕府の海運の拠点として栄えた横浜市金沢区。国指定史跡の称名寺や朝夷奈切通などがつくられたのも鎌倉時代です。
江戸時代には、南関東有数の風光明媚な景勝地として多くの人が訪れるようになりました。幕末から昭和にかけて、美しい景色が多くの偉人たちから好まれ、別荘が設けられました。特に富岡地区には多くの別荘があり、三条実美、井上馨、松方正義ら中央政界の大物や、川合玉堂ら文化人が別荘を建てました。初代内閣総理大臣伊藤博文もその一人で、1887年から、洲崎の割烹旅館 東屋などで明治憲法の起草作業を行った後、1898年に野島に別荘を建てます。2006年に横浜市指定有形文化財に指定され、解体・調査を経て、2009年に創建当時の姿に復元され、現在は旧伊藤博文金沢別邸として金沢区民の憩いの場になっています。
また、世界的に有名な医師・細菌学者の野口英世も横浜市金沢区にゆかりのある人物です。金沢区にあった横浜海港検疫所の海港検疫医官補として勤務していた時に、たまたま寄港していた船の乗員からペスト菌を発見したことから一躍有名になります。現在は長浜ホールに旧細菌検査室が残されています。
区としては、1948年に磯子区から独立。1965年に発表された横浜市6大事業(みなとみらいやベイブリッジ造成など)のひとつとして、1960年後半から1980年代後半にかけて金沢沿岸部の埋め立てが行われました。その後、1988年に海の公園が完成、1989年にシーサイドラインが開通。横浜市が人工島である八景島を造成し、1993年に横浜・八景島シーパラダイスが営業を開始し一気に都市化が進みました。

金沢文庫駅から横浜駅まで京急線快特運転で約16分

金沢文庫駅

自然豊かな環境にありながら、横浜、品川、羽田空港や、横須賀、逗子方面へのアクセスも良好です。京浜急行線の京急富岡駅、能見台駅、金沢文庫駅、金沢八景駅、六浦駅の5駅と、横浜市金沢区内の海沿いを主に走るシーサイドラインは南部市場駅から金沢八景まで13駅があります。
金沢文庫駅から横浜駅までは快特で約16分、品川駅まで快特で約40分、羽田空港まで特急などで約50分、横須賀中央駅まで快特で約10分、逗子・葉山駅まで急行で約10分です。
2019年にはシーサイドライン金沢八景駅の新駅が完成し、今では京急線金沢八景駅とシーサイドライン金沢八景駅が自由通路で直結され、徒歩1分で乗り換えることができるようになりました。シーサイドラインは、横浜・八景島シーパラダイス、海の公園、横浜南部市場へのアクセスに便利です。

埋め立ての発展とともに歩んできた街

海の公園や横浜・八景島シーパラダイスがある海沿いエリア

横浜・八景島シーパラダイス

金沢区の海沿いには、横浜市内唯一の海水浴場や自然海浜があります。海の公園では、海水浴場や潮干狩りを楽しめます。野島公園は、海抜57メートルの野島山を中心に、展望台、バーベキュー場、キャンプ場、野球場などの施設があります。天気が良い日は展望台から遠く房総半島や富士山を望むことができます。そのほか、旧伊藤博文金沢別邸や野島貝塚などの歴史を感じられるスポットも。
また、古くから漁業が盛んで、今でも金沢漁港と柴漁港の2つの漁港を中心に漁業が営まれています。

金沢水際線緑地

2023年4月には、2019年の台風で倒壊した金沢区福浦・幸浦地区の護岸が整備され、金沢水際線緑地・海辺の散歩道がオープン。海を見ながら歩ける延長約1キロメートル、幅5メートルの遊歩道に休憩所、トイレ、駐車場が併設され、釣りもできることから注目のスポットになっています。
また金沢区を代表する観光スポット、横浜・八景島シーパラダイスには4つの水族館にアトラクション、レストラン、ショッピングエリア、ホテルがそろい、家族連れや修学旅行生など多くの人でにぎわっています。日本最大級のマリーナ、横浜ベイサイドマリーナでは地元食材グルメが集結したマルシェを年に数回開催。
このように海沿いには、潮風を感じながらリラックスして過ごせるスポットがたくさんあるのが金沢区の魅力のひとつです。
さらに、金沢区では毎年夏に金沢まつり花火大会が開かれています。この花火大会は、金沢区の企業や町内会の協賛金、個人からの募金などで支えられている花火大会で、約255,000人が訪れる金沢区の夏の一大イベントになっています。

沢自然公園・金沢動物園がある丘陵エリア

金沢自然公園

金沢自然公園は、金沢市民の森や自然観察の森、氷取沢市民の森など横浜市最大級の緑に囲まれた約60万平方メートルの広大な敷地を誇る自然公園です。丘陵地帯にあるので、天気が良ければここからも東京湾の向こうに房総半島が望めます。園内は動物エリアの金沢動物園と植物区エリアの金沢自然公園に分かれています。
金沢動物園は1982年にオープン。主に大型希少草食動物の展示が行われ、インドゾウやコアラ、オオツノヒツジのほか、金沢動物園でしか見られない動物や絶滅の危機に瀕している動物が飼育されています。また金沢自然公園には、動植物の展示コーナーのある、ののはな館、自然散策路、市内最大級のローラー滑り台やバーベキュー場があり、ファミリーで一日中楽しむことができる公園です。

横浜南部市場やアウトレットモールがある商業施設エリア

ブランチ南部市場

青果、水産物、花、日用雑貨などの総合市場として1973年に開場した横浜南部市場。横浜スタジアムの約6倍の広さがあり、2023年11月に50周年を迎えた昔ながらの市場、横浜南部市場食の専門店街と日本の食文化の市場のDNAを未来へ継承するにぎわいと体験の広場として2019年にオープンしたブランチ横浜南部市場などで構成されています。市場価格の生鮮食品はもちろん、飲食店、100円ショップ、ドラッグストア、家電量販店などもあり、家族みんなで日常的な買い回りができると人気のスポットです。
三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドはNEW MARINA LIFE(ニューマリーナライフ)をコンセプトに2020年6月に全面リニューアルオープン。ライフスタイルブランドや地元飲食店など約170店舗が集結し、隣接する横浜ベイサイドマリーナを眺めながらのショッピングや食事をしながらリゾート気分が感じられる滞在型アウトレットです。
ほかにも金沢文庫駅西口にはアピタ金沢文庫店、金沢八景駅近くにはイオン金沢八景店、駐車場が3時間無料のビアレヨコハマ、アメリカ生まれの大型会員制倉庫型店コストコホールセール 金沢シーサイド倉庫店など、ショッピングセンターが点在し、日用品の買い物にとても便利です。

1,300を超える企業・事業所が集積し35,000人以上が働く産業団地、LINKAI横浜金沢

上空からのLINKAI

LINKAI横浜金沢は、横浜市による根岸湾埋立事業や市の6大事業の一つである金沢地先埋立事業により造成された金沢区臨海部の埋立地に、卸売業や製造業を中心とした中小企業が集まる横浜市内随一の大規模産業団地です。
LINKAI横浜金沢は、区の東部を縦断する国道357号の東側にあり、1,300社を超える企業・事業所が立地し約35,000人が働いています。
このエリアは「働く魅力のある、人が集まる地域にしたい」という想いから、2017年にLINKAIと名づけられました。LINKAIには、臨海部の““臨海”の意味のほかに、LINK(絆・つながり)とAI(愛・合い)の2つの意味が込められています。このLINKAI横浜金沢の魅力を地域の人にも知ってもらおうと、毎年秋に親子向けのものづくり体験イベント、Aozora Factoryが開催されています。

海と山が身近に感じられ、ショッピングやレジャーも楽しめる横浜市金沢区で、心豊かな生活を送りませんか。

金沢まつり花火大会

横浜市金沢区スタッフおすすめのグルメ・ランチスポット

横浜市金沢区スタッフおすすめのお出かけスポット

横浜市金沢区スタッフおすすめのショッピングスポット

横浜市金沢区を知り愛している人に魅力を聞いてみた

  • 金沢文庫で頑張るママを象徴する子育てサークル「金沢区ママ」の代表を務める上野さやかさんにお話を伺いました。
    金沢区ママ代表 上野さや

横浜市金沢区周辺施設情報(不動産情報ライブラリ)

  • 防災情報(避難施設)
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると避難施設場所が緑丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 保育園・幼稚園
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると幼稚園・保育園施設場所が黄色丸・橙色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 小学校
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると小学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 中学校
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると中学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 高等学校
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると高等学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 大学
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると大学場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 特別支援学校
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると特別支援学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。
  • 病院
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると病院場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。
  • 診療所
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると診療所場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。
  • 歯科診療所
    ※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると歯科診療所場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。
執筆者 タウンニュース社
神奈川県全域・東京多摩地域に無料の地域情報紙(フリーペーパー)を発行。 身近なニュースを生活情報とともに届ける比類のない地域密着型媒体です。紙面だけでなくWEB版タウンニュース、記者の取材レポートを主体とした「レアリア」も展開しています。
監修者 ウスイホーム株式会社 広報チーム
1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。 お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact