藤沢市は子育てのしやすさや豊かな自然、歴史ある神社仏閣、今を楽しむレジャー施設、未来を育む研究施設など「なんでもある」エリアです。本記事では、藤沢市の住みやすさ・魅力・おすすめスポットを紹介します。
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都市への玄関口としての交通の便の良さ、住みやすさ、過ごしやすさを兼ね備えた街
湘南地域の中心、海に面し南北に伸びる地域ごとの個性豊かな街
藤沢市は南北に長く、西は茅ヶ崎市と寒川町、東は横浜市と鎌倉市、北に大和市、綾瀬市、海老名市と隣接しています。南は相模湾に面し長さ5キロメートルの砂浜が広がります。どこからでも江の島が見える海岸は湘南のイメージとしてまず挙げられることが多く、海水浴シーズンはもちろん、普段から遠方から遊びに訪れた人や近くに住み散歩する人、サーファーなどで一年中賑わっています。
一方、藤沢の魅力は海に留まりません。大型商業施設の開館後に発展を遂げ、住みたい街ランキングの上位の常連となった辻堂地区や、交通の便の良さで今注目を浴びている湘南台地区、閑静な住宅地の広がる大庭地区、豊かな田園地帯が広がる遠藤地区など、エリアごとの個性がある街なのです。
江嶋神社や遊行寺、大庭城址など古代から要衝として栄え、江戸時代には宿場町として発展
江の島島内に今もある江嶋神社の歴史は古く1500年前にさかのぼり、五頭竜伝説など様々な伝承の地として知られ、古代から日本全国の信仰の対象とされてきました。また、踊念仏で知られる時宗の総本山・遊行寺や、高座郡の中心として栄えた長後地区、平安時代末期から、大庭御厨の名で知られ、源頼朝を追い詰めた武将・大庭景親の居城でもあった大庭城址公園など、歴史の残り香が今に伝わる街でもあります。
江戸時代には東海道五十三次の6番目の宿場町として栄え、行きかう旅人たちによって賑わいました。
JR線・江ノ電やモノレールが乗り入れる南部、都心直通の相鉄線やブルーラインが乗り入れる北部、都心まで約1時間
藤沢市の住みやすさを象徴するのが交通の便の良さです。JR東海道本線や小田急線、江ノ島電鉄が乗り入れる藤沢駅の乗降客数は約40万人。通勤通学や観光・レジャーなど、用途はさまざまに多くの人々が行きかいます。また、最近では都心と1時間で直通したことで注目される相鉄線や横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れる湘南台駅も魅力的です。
「なんでもある」街
藤沢を象徴する場所「片瀬江の島」エリア
藤沢市南東部の片瀬江の島エリアは、年間を通し多くの観光客でにぎわいます。江の島島内に続く弁天橋を隔て東西に分かれる片瀬海岸には、2024年夏に国内外から多くの海水浴客が訪れ、27の海の家が軒を連ねました。面する国道134線沿いは相模湾を再現した相模湾大水槽やイルカショーで人気の新江ノ島水族館や、ボウリング場、室内ゴルフ場が並び、レジャーには事欠かない地域としても人気です。
江の島島内は、象徴的な灯台はもちろん、歴史と自然の雄大さを一挙に楽しむことができる岩屋洞窟や、海産物・お土産屋が並ぶ弁天通りなどが楽しめます。
近年は弁天橋だけでなく、トンボロと呼ばれる砂の路が西側に出現し、江の島まで陸続きになりました。トンボロの出現は潮位が20センチより低くなると現れ、年間約60日ほど出現するとのこと。観光客だけでなく新たな散歩エリアとしても藤沢市民に愛されています。
大型商業施設、海浜公園、砂浜など今注目されている「辻堂」エリア
住みたい街として近年全国的に頻繁に挙げられる辻堂エリア。駅北口に2011年開業の大型商業施設のテラスモール湘南には、映画館やフードコート、書店、家電量販店、ブランド店が入り、現在も各方面からの買い物客から強い支持を集めています。また、同じく辻堂駅北口大通り沿いには各児童向け施設や学習塾、市が所蔵する浮世絵作品が見られる藤澤浮世絵館、古今東西のアート作品を企画展で紹介する藤沢アートスペースなどが入るココテラス湘南、パスポートセンターやロボットの展示施設が入るアイクロス湘南などが並びます。
海に繋がる南口の辻堂海浜公園や砂浜は、潮風漂う中、散歩やジョギング、サイクリングには最適な地として市民に愛されています。夏には長さ50メートルのウォータースライダーや流れるプール、波の出るプールなどが人気のジャンボプールが開かれ、親子連れや学生たちの身近な遊び場として知られています。
藤沢の中心、遊行寺や宿場街など歴史も深い「藤沢」エリア
藤沢市最大の街は藤沢駅の周辺になります。北口を出て高架上の広場、サンパール広場では定期的にイベントが開かれ、ライブ会場や露店が設けられるスペースとなります。2019年には芝生のエリアが完成し、のんびりと滞在する人の憩いの場となっています。隣接する大型家電量販店やデパートでの買い物も楽しめる場所となっています。
北口を少し離れると、また違った風景が広がります。かつて遊行寺の門前町として、また東海道の宿場街として栄えた藤沢宿はこのエリア。今でも100年以上歴史を持つ和菓子屋や人形店、祭の小道具を売る店などが立ち並ぶ他、茶・紙問屋を営んでいた旧桔梗屋などの建物も保存され、歴史の深さを物語ります。
遊行寺は約700年の歴史を誇る境内に、貴重な資料や文化財を展示で見ることができる宝物館や、推定樹齢700年の大イチョウも見どころとして挙げられます。
駅周辺には他にも、2017年に改築された藤沢市役所が街のシンボルとなっています。9階建ての建物内には、学生が自習スペースとして使用できる市民ラウンジや、駅周辺を一望できる9階展望デッキも人気です。
南口には江ノ電が乗り入れる駅が入る大型デパートや、昭和の色香が残る商業施設が並ぶほか、2023年からは大規模再開発事業が始まり、都市としてますますの発展が期待されます。
交通の便に優れ、文化施設が豊富な「湘南台」エリア
湘南台は、湘南と都心を直通で結ぶ玄関口として注目されています。乗降客数の中には通勤通学の利用客が多く、西部に広がる工業地帯のほか、湘南台駅周辺の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、多摩大学湘南キャンパス、文教大学の最寄り駅としても利用されています。
駅は地下にあり、その中にはイベントで使えたり滞在してくつろげるアートスクエアがあります。そこで2023年2月からスタートしたワクワク広場という地域主体のバザーには、親子連れ客や学生、シニア世代などが集います。
また約28,000枚以上の短冊が壮観な七夕まつりや、街全体を舞台とする市民まつりの湘南台ファンタジア、12月のイルミネーションなど、楽しいイベントが盛りだくさんで人びとを飽きさせない街となっています。
文化施設としては藤沢市立湘南台文化センターがあります。各種コンサートや発表で利用される市民シアターや、世界各国の民族衣装を着ることができるスペース室内遊具があるこども館、直径20メートルのドームスクリーンに1千万個の星を映すプラネタリウムが入っており、街のランドマークとして人気の施設です。また、東口には約54万冊を所蔵した藤沢市総合市民図書館があり、県下有数の規模を誇る図書館として利用者は後を絶ちません。
緑豊かで散策エリアとして人気の「大庭」エリア
大庭地区は市の中腹部に位置し、湘南ライフタウンという名称でも知られる住宅地が広がります。長閑な雰囲気を保ち、緑豊かな公園や遊歩道が点在します。
ひと際人気なのが大庭城址公園。源平合戦で活躍した豪族、大庭氏の拠点として有名です。平安時代末期、藤沢市南部の境川から西は茅ヶ崎市の小出川までの一帯は大庭御厨と呼ばれ、天皇家や伊勢神宮の領地であり、大庭は重要な場所と目されていました。戦国時代に入ると、江戸城を築城したことでも知られる太田道灌が城として本格的に整備し、16世紀中頃には小田原後北条氏の配下になりました。大庭城址公園の麓にある舟地蔵は、城を巡る戦いに巻き込まれた民を供養するもので、今も信仰の対象となっています。
大庭城址公園内は現在サクラや藤棚、110本のバラが咲くエリアなど四季折々の植物、花を愛でることができる場所として藤沢市民に愛されています。散歩コースとしてはもちろん、アスレチック遊具もあるため休日には親子揃って楽しめる場所となっています。
散歩に適した場所としては他にも、引地川親水公園が挙げられます。春になると咲き誇る桜並木は壮観で、毎日市内各地から花見に訪れる人が多い公園です。
これから開発が進む藤沢の未来「村岡」エリア
藤沢市南東部に位置する村岡エリアは、JR東日本管内では約100年ぶりに新設される旅客駅の村岡新駅が話題です。2032年の開業を目指しており、現在開発・整備が計画されています。線路を挟み、宮前御霊神社や鎌倉古道のある南部と北部を結ぶ自由通路が構想されているほか、村岡公民館の改修が計画されています。
北部には、日本初となる製薬企業によるサイエンスパーク、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)が2018年に建てられ、次世代医療やAIなどを研究する約150社の企業が入る研究拠点となっています。
文化や観光、商業、工業、自然や歴史などが「なんでもある」藤沢市の未来を作る拠点として、村岡エリアのますますの発展が期待されます。
藤沢市スタッフおすすめのグルメ・ランチスポット
藤沢を知り愛している人に魅力を聞いてみた
- 湘南カルチャーを牽引する一人である藤沢発のアパレルブランド「Lafayette(ラファイエット)」の小柳洋太さんに、主に湘南カルチャーの視点から藤沢の魅力を語っていただきました。
Lafayette 小柳洋太 - 「本当に住みやすい街大賞2022」で第一位(※ARUHI調べ)に輝くなど、街自体の魅力が急速に増している藤沢市辻堂周辺の見どころを含めた魅力を、辻堂で2児を育てる母であり、ベビー&キッズマッサージ教室「2525 with you にこにこウィズユー」を開く小堺友美さんに語っていただきました。
2525 with you 小堺友美 - 開発前から今日に至るまで、街の変遷を見守ってきた漫画家のビッグ錠さんに、長く住み続けたからこそわかる湘南台の魅力をお聞きしました。
漫画家 ビッグ錠
藤沢市周辺施設情報(不動産情報ライブラリ)
- 防災情報(避難施設)
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると避難施設場所が緑丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 保育園・幼稚園
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると幼稚園・保育園施設場所が黄色丸・橙色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 小学校
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※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると中学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 高等学校
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると高等学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 大学
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると大学場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 特別支援学校
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると特別支援学校場所が紫色丸で表示され、選択すると名称・所在地等が表示されます。 - 病院
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると病院場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。 - 診療所
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると診療所場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。 - 歯科診療所
※リンク先の不動産情報ライブラリ地図を拡大すると歯科診療所場所が記号表示され、選択すると名称・所在地診療科目が表示されます。
監修者 海沼 仁(カイヌマ ヒロシ) 【経歴】 ウスイホーム株式会社 取締役。 大学時代は不動産評価論を専攻。 卒業後、1997年にウスイホーム株式会社入社。売買仲介部門の新人賞を受賞。 2001年、新店の上大岡店店長に就任。以降、各店店長を歴任。特に新店舗の立ち上げを得意とし、後にエリアマネージャーに抜擢される。 2012年より取締役に就任。主に横浜、湘南エリアでの商圏拡大に尽力している。 地域貢献活動にも力を入れ、2021年には創業45周年を機に、SDGs推進に取り組む「ウスイグループSDGs宣言」を制定。 地域密着型営業で築き上げてきた不動産業界のキャリアと実績から、顧客の信頼も厚く、幅広い人脈を持つ。著名人・有名人からの相談や紹介も多い。 【資格】 宅地建物取引士 CPM(米国不動産経営管理士) 日本RSP協会 不動産仲介士 試験問題監修委員 |
執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム 1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。 お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact |