地域の魅力

地域の魅力~追浜~

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駅周辺を知り愛している方にお話しを伺い紹介している地域の魅力。今回は、三浦半島の玄関口とも言われる京浜急行線「追浜(おっぱま)駅」周辺の見どころなどを紹介します。
追浜駅は日産自動車工場をメインに関連企業が多くあることから“日産の追浜”と称されている駅で、数年後には再開発が予定されています。
今回は「〇う商店」や「横須賀ビール」などを手掛ける、有限会社たのし屋本舗代表取締役の下澤敏也さんにお話を伺いました。

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下澤敏也

下澤敏也(Shimozawa Toshiya)

1965年12月7日生まれ。横須賀市追浜生まれの追浜育ち。現在は横浜市金沢区柴口在住で妻と二人の息子の4人家族。小学校から高校まで横須賀学院。関東学院大学卒業後は「サラリーマンにはなりたくない」という気概で、飲食店などのバイトに明け暮れていた。27歳で海彦金沢文庫で社員として、6店舗の店長などを務め、30歳で現在の「たのし屋本舗」を立ち上げ今に至る。
また追浜観光協会の会長や農業生産法人ヨコスカアグリファミリーの代表も務めている。

下澤社長が経営するたのし屋本舗の外観
うれしたのし屋

- 根っからの追浜っ子とのことですが、かつての追浜とは?

はい。母の実家が元々追浜なので、物心つく前から追浜で暮らしていました。今でもそうですが、追浜は日産自動車の街とも言われるほどなので、幼少時も日産の従業員さんで賑わっていました。
また商店街には野菜屋さん、魚屋さん、飲食店などが多かったので目にかけてくれたり、近所のおじいさんやおじさんが軒先でイカをあぶりながら、戦争時代の話などをしてくれたりと、コテコテの昔ながらの良き街だったと記憶しています。
今では知らない人も多くいるかもしれませんが、追浜駅前には東宝や東映などの映画館もありましたし、追浜ヘルスボウルというボウリング場もあり、「人が交流する豊かな街」というイメージです。

- 有名となりました「たのし屋本舗」ほか、現在の仕事の方は?

大学卒業してすぐは俗にいうフリーターで、その後、金沢文庫にある居酒屋の海彦で店長をしていましたが、我が家がたまり場だったので、飲食店をしたらどうかと軽い気持ちで30歳の時に「美味物問屋 うれしのたし屋」を自宅(今のところ)改造して始めましたのですが、なかなか商売としてはうまくいっていなかったですね。
お店に何か特色や魅力がないとまずいなあと思い、三浦半島をもう一度見直したら何かあるのではと考え、横須賀・三浦・逗子・葉山の漁港や農家さんなどを、ぐるぐる歩いてまわったところ、三浦半島は水産業・農業が盛んで、多くの食材の宝庫だということに気づきました。また漁師さんや農家さんのお手伝いをすることで、多くのことを知り学ぶことができました。
例えば松輪漁港では、魚が火傷して鮮度が落ちないよう手で触れない捕獲作業をしているとか、漁港によっては魚の味自体も変わるとかですね。
そういった漁師さんや農家さんのこだわりや特長を一言添えて料理を提供するようにしたところ、より美味しく感じてもらえ、多くの方に来店いただけるようになりました。
おかげさまで今では横浜や横須賀中央にも飲食店を出店していますが「生産者のストーリー」は今後もスタッフに継承していきたいと思います。

- 現在追浜観光協会の会長もしていますが、追浜の魅力とは?

追浜は三浦半島の玄関口です。商店会も繁盛してきた「コミュニケーション豊かな街」というのは今でも変わらない追浜の魅力の1つです。また海側と山側の魅力が絡む街でもあります。
追浜駅より西の山側は、ハイキングコースがある鷹取山があるのですが、最近ではトレイルランやボルダリングなどを楽しむ方も多くいらしているようです。追浜駅より東の海側は、豊富な種類の魚介類が水揚げされる深浦漁港や、日産自動車やオカムラといった工場が多くありますので、例えば日産のテストコース開放や、オカムラの椅子を使ってのイベントなど、色々と企画したいことがありますので、潜在的なポテンシャルが高い街だと思っています。
また数年後には、追浜駅前には横須賀最大級のバスターミナルをはじめ、商業と居住を兼ね揃えたツインタワーや大型図書館、立体歩行者通路(デッキ)といった再開発を予定していますので、追浜はさらに魅力あふれる街に生まれ変わると思います。

深浦漁港
深浦漁港

- 追浜には多くの飲食店がありますが、どんなところに行かれてますか?

居酒屋ですと、追浜駅裏にある「酒蔵一八」は昔から行っていましたし、夏島貝塚通りにある「康(やす)」は同級生で人気店の1つです。各種会合などでは「東玉」や「杏花飯店」、有名どころではありますが「とんかつ勝」などを利用させてもらっています。あとは、追浜駅前の「サンアロハ」、「スナックゆうぜん」など多くのスナックがあるので、ぜひ立ち寄ってほしいですね。

酒蔵一八の外観
酒蔵一八
東玉の外観
東玉
杏花飯店の外観
杏花飯店
とんかつ勝の外観
とんかつ勝

- 行政、病院など生活にまつわる点では?

そうですね。追浜駅裏の「湘南病院」が追浜の代表たる総合病院になりますかね。それ以外にも近隣には「横浜南共済病院」や「市大福浦病院」がありますし、追浜の町中には個人経営のクリニックは一通りあります。行政も、「追浜行政センター」や「北体育館(横須賀アリーナ)」などもここ追浜にあります。
それと追浜駅を降りてもらうとポスターやサインが飾られているのでプロ野球ファンの方には特におなじみですが、横浜DeNAベイスターズのファーム球場「横須賀スタジアム」もあります。

湘南病院の外観
湘南病院
横須賀スタジアムの入口
横須賀スタジアム

- 教育や子育ての面では?

追浜を最寄り駅として使用する小学校が4校(夏島・追浜・浦郷・鷹取)ありますが、どこの学校も地域連携が盛んです。「地の食」をテーマにして、追浜名物を一緒に作ろうと、サツマイモを一緒に作ったり、深浦の魚をお弁当にする企画があったりと、街に溶け込みながらの活動をしている街だと思います。

- 今後の追浜は?

追浜っ子の私としては、さらなる「住みやすい街=追浜」にしていきたいと思います。先ほども申し上げましたが、数年後には駅前にはバスロータリーができるので横須賀の循環拠点になりますし、デッキでの「マルシェ」開催など、良い意味での変貌が期待できます。
このような変革期を肌で感じられることはうれしい限りです。地域の方々との結び付きやリアルコミュニケーションがある街なので、これからもにぎやかになる街づくりを一緒に築いていきたいです。
7月には自治会主導のお祭りもありますし、秋には2023年22,000人が来場いただいたYフェスタ追浜があります。また湾岸サイドにあるアイクル横にある夏島グランドでのイベントも計画中です。

多くの交流人口が増えて、「住みやすい街・駅」にしていきたいので、ぜひ今後の追浜の発展に期待し、遊びにきてください。

【追浜メモ】

【1日平均乗降人員(2021年)】
追浜駅:33,914

【公園】

【保育園・幼稚園】

【小学校・中学校】

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執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム
1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。
お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact