新横浜は、横浜市の北部に位置し、交通の利便性と住みやすさを併せ持つ魅力的なエリアです。新幹線やJR私鉄など、複数の路線の利用が可能な新横浜駅を中心に、北口のある北西には飲食店や大型のショッピングモール、南口のある南東には落ち着いた住宅街が広がります。新横浜はファミリー層にも一人暮らしにも住みやすい地域といえるでしょう。
本記事では、交通アクセス・家賃相場・物件購入価格相場・生活の利便性・子育て環境など、新横浜周辺に住む際の情報を検証し、新横浜の暮らしをイメージできる情報をお届けします。街の魅力が伝わる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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新横浜駅周辺の特徴と街の雰囲気
新横浜駅周辺は、北口と南口でイメージが大きく異なります。
北口には、駅ビル「キュービックプラザ新横浜」やオフィスビル、ホテルが集積したにぎやかで、華やかな雰囲気が特徴です。「日産スタジアム」と「横浜アリーナ」の大規模イベント施設が近く、イベントへの来訪者や観光客で活気があるエリアになっています。
一方、南口(篠原口)は、閑静な住宅街が特徴です。低層階や中層階の集合住宅と戸建てが多く、坂道が多い地域ですが、緑地も多く落ち着いた街並みになっています。落ち着いた住みやすさを求める方には非常に適している地域です。
新横浜は「住みたい街(駅)ランキング2024(首都圏版)」で50位にランクインするなど、注目される居住エリアとなっています。
主要施設と人気スポット
新横浜には、さまざまな魅力的な施設とスポットが集まり、住む人の利便性と休日のリフレッシュに一役かっています。
・横浜アリーナ・日産スタジアム:コンサートやスポーツイベントが頻繁に開催される
・鶴見川沿いの新横浜公園:広大な敷地にスポーツ施設が整備され休日の散策やスポーツを楽しめる
・新横浜ラーメン博物館:新横浜にいながらにして、全国各地の名店のラーメンを味わえる観光客にも人気のスポット
・新横浜プリンスホテル:結婚式やイベント、宿泊以外に、レストランやバーを利用して楽しめる
駅北口には、多くの専門店や飲食店が集まるショッピングモールがあり、日常の買い物や外食に便利な環境が整っています。
新横浜駅周辺の交通アクセス
新横浜駅には、東海道新幹線・JR横浜線・市営地下鉄ブルーラインなど5路線が乗り入れ、首都圏への移動の便利さが大きな魅力です。さらに、羽田空港や成田空港への直行バスも運行しており、アクセスは非常に良いエリアといえます。
主要路線とアクセスの良さ
新横浜駅は、新幹線を含む5つの路線が乗り入れる利便性の高い駅です。各路線がカバーする方面をご紹介します。
・JR横浜線:東神奈川方面と八王子方面を結び、通勤通学に便利 ・JR東海道新幹線:東京方面から新大阪方面まで広範囲をカバーし、さらに乗り継ぐことで便利に移動できる。出張や旅行に最適 ・横浜市営地下鉄ブルーライン:あざみ野方面と関内方面をつなぎ、横浜市内の移動に便利 ・相模鉄道新横浜線:西谷方面へのアクセスを提供し、神奈川県内の移動をサポート ・東急新横浜線:日吉方面へ直結し、渋谷や都心部へのアクセスがスムーズに |
車での移動を考えた場合は、新横浜駅の北西に高速道路のインターチェンジが位置しているため、休日のレジャーや移動にも便利だといえます。
また、新横浜駅発着のバスが充実しており、近隣エリアや主要施設への移動もスムーズに行えます。
主要エリアへのアクセス時間
主要なエリアへの移動にかかる時間を見ていきましょう。主要なエリアへのアクセスはもちろん、乗り継ぎでどの方面へ移動もスムーズになります。
到着駅名 | 所要時間 | 利用路線 |
---|---|---|
横浜 | 約12分 | JR横浜線(横浜市営地下鉄ブルーライン利用も可能) |
鎌倉 | 約45分 | JR横浜線→JR湘南新宿ライン快速 |
東京 | 約17分 | 東海道新幹線 |
東京 | 約46分 | JR横浜線→JR東海道本線(上野東京ライン) |
新宿 | 約45分 | JR横浜線→JR湘南新宿ライン特別快速 |
成田空港 | 約1時間40分 | JR横浜線→成田エクスプレス |
羽田空港 | 約35分 | 横浜線→京急線 |
※所要時間はおおよその時間です。乗り継ぎのタイミングにより短縮できる場合や、時間がかかる場合があります。
新横浜の家賃相場・物件購入相場と周辺の物件選び
新横浜に限らず、家賃はここ数年で上昇基調にあります。新横浜は、アクセスが良く住みやすい環境で人気があるため家賃も安くはない状況です。ここでは一人暮らしを想定したワンルームから、ファミリー向けの3LDKから戸建てまでの家賃と物件購入価格をご紹介します。
家賃相場・物件購入価格の目安
交通の便が良く、住みやすさで人気が高い新横浜周辺は、家賃と物件購入価格は全体的にやや高めですが、駅近物件から広々とした戸建てまで選択肢が豊富なのも特徴です。希望に合う便利なエリアで快適な生活を検討できます。
<家賃相場>
マンション | アパート | |
---|---|---|
ワンルーム | 7~8万円 | 6~8万円 |
1DK | 9~10万円 | 8~10万円 |
1LDK | 11~13万円 | 9.5~12.5万円 |
2DK/2LDK | 14~15万円 | 12~16万円 |
3DK/3LDK | 16~20万円 | 14~20万円 |
戸建ての賃料は15万〜30万円と幅広く、築年数・土地と家の面積面積・駅からの距離・車庫の有無で変動します。
<物件購入価格>
新横浜の新築マンション価格はワンルームマンションで2,000万~3,500万円です。駅からの距離、部屋の広さ、設備などにより価格は大きく異なります。また、2LDKで4,000万円前後、3LDKで5,000万円前後です。
中古物件では、さらに幅があります。先ほどの駅からの距離の他に、築年数によって大きく異なるためです。新横浜駅周辺の中古マンションの価格を表にしました。予算に合う、優良なマンションを見つけるには、譲れない希望と、譲れる希望を自分で決めて不動産会社にしっかり伝えることが大切です。
広さ | 中古マンション | 価格の中央値 |
---|---|---|
~40㎡ | 2,000万円 | 2,134万円 |
40~60㎡ | 2,000万~3,000万円 | 2,906万円 |
60~80㎡ | 2,000万~5,000万円 | 4,506万円 |
80〜100㎡ | 3,000万~1億円 | 6,323万円 |
100㎡以上 | 6,000万~1億超円 | - |
戸建ての物件購入価格は5,000万〜8,000万円と幅広く、築年数・土地の広さ・地域・駅からの距離・で変動します。
周辺エリアとの比較
新横浜の住みやすさを考えた場合、家賃や物件価格と生活の利便性が両立しています。交通の便はもちろん、周辺の環境を考えると、人気があるのがうなずけます。
・東京との比較
横浜は東京に比べて家賃や物件価格、物価が安いといえます。横浜市港北区に位置する新横浜周辺でも、東京に比べると経済的負担が少ないため、単身者やファミリーにとって住みやすい環境です。
・川崎との比較
川崎と比べると、新横浜は商業施設や人気スポットが多く見られます。鶴見川沿いには公園が整備され、自然を感じられる環境も魅力的です。
新横浜は観光スポットやスポーツ・コンサート施設が充実しているため、趣味や休日を楽しみたい方には最適な居住地域といえます。横浜アリーナや日産スタジアム、新横浜ラーメン博物館などが生活圏内にあるため、より気軽にイベントを楽しめるメリットは大きいでしょう。
新横浜の生活利便性
新横浜は交通アクセスの良さだけでなく、治安の良さや買い物の利便性が魅力です。商業施設や医療機関、公共施設がそろい、快適な生活環境が整っているといえます。
▼ウスイホームの社員が教える、新横浜の生活利便性について(動画)▼
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新横浜の治安と住みやすさ
新横浜は治安面から考えても住みやすい環境です。北口はビジネス街や商業施設が集まり、人通りが多く防犯面で安心感があります
一方、南口はファミリー向けの住宅が多く、住民同士のコミュニケーションが、街犯罪抑止に寄与しています。子どもを通わせる施設や学校が近いことも、子育て世帯に適した環境といえるでしょう。
神奈川県警の資料では、港北区の犯罪認知件数は残念ながら上位にあります。しかし、この原因は人口の多さが要因の一つといえます。
買い物・生活用品の購入スポット
新横浜は買い物という点からは非常に便利な地域です。
北口周辺にはスーパーマーケット「まいばすけっと」や多数のコンビニが集まり、日常的な買い物に困りません。駅ビル「キュービックプラザ」内にはドラッグストアやユニクロ、ビックカメラがあり、「プリンスペペ」にはCan★Do、無印良品などがあります。
日常の買い物を充実させてくれるでしょう。徒歩圏内でほとんどの生活用品がそろう環境です。
南口には小型の商店やスーパーマーケットがあるのみですが、徒歩圏内には生活に必要な店舗がそろうため、買い物に困ることはないでしょう。南口エリアは「新横浜駅篠原口のまちづくり計画」が提案されており、より住みやすい地域へと変わっていく期待があります。
医療機関や緑地の充実度
新横浜は医療機関や公共施設が充実しており、安心して住める環境が整っています。
新横浜駅の北口方面、南口方面とも周辺には、総合病院や病院、クリニックが複数あります。内科や整形外科、歯科など、さまざまな診療科目があるため、かかりつけ医も見つけやすい環境です。動物病院もありますので、ペットの健康面も安心といえます。
また、公園や緑地が多く、南口方面にはTV番組のロケ地になった「篠原八幡神社」もあり、散歩を楽しめるでしょう。
公共施設としては、市民サービスを提供する「新横浜駅行政サービスコーナー」が北口方面にあり、徒歩圏内で行政サービスを受けられます。
区役所の場所と行政サービス
新横浜周辺で「行政サービスを受ける」という点も考えてみましょう。
港北区役所に加え、新横浜駅北口から徒歩数分の場所に市民サービスを提供する「新横浜駅行政サービスコーナー 」があります。住民票の写しや印鑑証明などの取得が可能です。
また、マイナンバーカードを活用すれば、多くの申請をインターネットで完了することも可能で、忙しい方にも便利です。
生活に直結するゴミ収集に関しては、横浜市のサイトに分別や収集日に関する情報がわかりやすく提供されています。初めて新横浜で暮らす方でも安心して利用できます。
子育て・教育環境
新横浜は、近隣に保育園や学校が充実しており、子育て支援制度も整っています。公園や緑地が多く、ファミリー層にとっては安心して子どもを育てられる環境といえるでしょう。
近隣の保育園や学校
新横浜エリアには、保育園や幼稚園が複数あります。小学校は「横浜市立篠原西小学校」、中学校は「横浜市立篠原中学校」、高校は「岸根高等学校」が近隣に位置しています。
私学では男子中高一貫教育を提供する「武相中学・高等学校」、その他に女子高も複数あり、選択肢の一つとなるでしょう。さらに、「神奈川大学 横浜キャンパス」が隣接する神奈川区にあり、保育園から大学までが近隣にそろっているエリアです。
子育て支援制度や地域サポート
新横浜エリアでは、子育て世帯を支える充実した制度とサポートが整っています。たとえば、令和元年10月1日から開始された制度により、3歳から5歳までの幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料が無料化されています。また、市民税非課税世帯の0歳から2歳の子どもも対象となりますので、子育てへの負担が軽減されます。
横浜市には「ファミリーサポートシステム」があり、地域住民同士で子どもの預かりや送迎をサポートし合う仕組みが整っています。1時間あたり500円の手頃な料金で利用が可能で、この制度により、子育て中の親の負担が軽減できるシステムです。「ファミリーサポートシステム」はその名の通り、ファミリー層が住みやすいと思える理由の一つです。
新横浜に住むメリットとデメリット
新横浜は、交通アクセスが良く生活がしやすい一方、家賃や物件価格が高めで駅周辺は混雑しやすいという特徴があります。本章では、新横浜に住む際のメリットとデメリットを解説します。
メリット:アクセスや利便性の良さ
新横浜は、東京や横浜、鎌倉など主要都市へのアクセスが非常に良く、通勤や観光に便利です。駅周辺には多くの商業施設が集まり、買い物や外食がしやすいことも、このエリアに人気がある理由の一つです。
徒歩圏内に病院やクリニックなどの医療機関があり病気やケガにも対処できる安心感があります。また、休日を過ごす場も充実しており、生活がしやすい環境が整った地域となっています。
デメリット:家賃の高さや混雑
新横浜は利便性が高い一方、家賃や物件価格が高めであるため、予算に制約がある場合は家賃が負担になる可能性があります。電車移動のしやすさは、この地域の大きなメリットですが、通勤時間帯の混雑は激しいといえます。
また、日産スタジアムでスポーツの試合や横浜アリーナでのコンサートが開催される際には、駅や周辺道路、商業施設が混雑することもあるのを知っておきたいものです。
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新横浜周辺は住みやすく住環境が整った魅力あるエリア
新横浜の住みやすさと魅力についてご紹介しました。交通アクセスの良さや充実した生活施設に加え、北口のにぎやかな商業エリアと南口の落ち着いた住宅街が調和した、メリハリのある生活環境ともいえます。落ち着いた住宅街とアクティブなエリアが隣り合う理想的な住環境です。
また、家族連れには緑の多い環境や子育て支援の充実が、単身者には利便性の高い周辺施設が大きな魅力でしょう。本記事を参考に、新横浜での新しい暮らしを検討してはいかがでしょうか。快適な生活があなたとご家族を待っています。
監修者 海沼 仁(カイヌマ ヒロシ) 【経歴】 ウスイホーム株式会社 取締役。 大学時代は不動産評価論を専攻。 卒業後、1997年にウスイホーム株式会社入社。売買仲介部門の新人賞を受賞。 2001年、新店の上大岡店店長に就任。以降、各店店長を歴任。特に新店舗の立ち上げを得意とし、後にエリアマネージャーに抜擢される。 2012年より取締役に就任。主に横浜、湘南エリアでの商圏拡大に尽力している。 地域貢献活動にも力を入れ、2021年には創業45周年を機に、SDGs推進に取り組む「ウスイグループSDGs宣言」を制定。 地域密着型営業で築き上げてきた不動産業界のキャリアと実績から、顧客の信頼も厚く、幅広い人脈を持つ。著名人・有名人からの相談や紹介も多い。 【資格】 宅地建物取引士 CPM(米国不動産経営管理士) 日本RSP協会 不動産仲介士 試験問題監修委員 |
執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム 1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。 お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact |