逗子駅から徒歩約13分、パンダの看板が目印の種子島生まれクレープ《安納芋娘》や、こだわりの材料で作るクレープが絶品の「crêpe Shop Barubora」を紹介します。
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逗子・葉山駅から徒歩約8分、商店街から少し離れた白い1軒屋
今から約5年前、駅や商店街でにぎわう中心街から少し離れ、逗子消防署のすぐそばの小さな1軒屋に、種子島から移住してきた女性が店主の小さなクレープ屋「crêpe Shop Barubora」が誕生し人気店に。
今では逗子の街にすっかり馴染んで、街のイベントなどにも参加するようになり、逗子を代表するスイーツ店のひとつになりました。
店は、JR線逗子駅から徒歩約13分、京急線逗子・葉山駅から徒歩約8分の場所にあります。駅前広場から延命寺・東逗子方面に向かう逗子大師通り(県道24号逗子横須賀線)を真っ直ぐに進んでいきます。右手にガソリンスタンドが見えてきたら、通りの左手にパンダの看板が目印の小さな白いお店が見えてきます。
右側の入口から店内に入るとすぐにクレープのメニューがあります。定番のバターシュガーやバナナチョコ、食事系のクレープなど種類豊富に揃えています。
左側の黒板には、今日のおすすめクレープが書かれています。秋らしいマロンに、寒い日にとろりとした甘さがうれしいキャラメルなどもありますが...一番目を引くのはなんといっても安納芋娘です。店主のばるぼらさんのイチオシも、もちろん安納芋娘。今日はこちらをいただくことにしました。
安納芋のほっこりとろける甘さ。ボリュームたっぷりのスペシャルクレープ
先にお会計をして、カフェスペースで待つことにします。丸い小さなテーブルと椅子が4つ。1組か2組なら店内でクレープを楽しむことができますね。
お店の中もかわいい装飾がいっぱいです。
ふわっと、あまい香ばしい匂いがしてきました。クレープ生地を焼く香りです。どんなクレープがでてくるか、ワクワクしていると注文したクレープが到着。
大きくてずっしりしています。手で持つには重めなので、お皿で提供してくださいました。こんがりきつね色のクレープ生地に、バニラアイス・生クリーム・自家製キャラメル、そして安納芋のペーストがたっぷり詰まっています。「最初のひとくちで、クレープの具材が全部味わえるようにしているんです」とのこと。なるほど、大きなひと口なら、全部の味をがぶっと楽しめそうです。
クレープ生地は少し薄めで、もちっとした歯ごたえがあります。具材の量もバランスが良くて、スプーンで全部を一緒にすくって食べるととろけるようなおいしさ。なにより、安納芋のねっとり・むっちりした甘さと香りが本当に美味。自家製のキャラメルの濃厚な香ばしさがアクセントになっています。
クレープを食べ進めても、安納芋ペーストが無くなりません。最後の最後までお芋の甘さを堪能できます。そしてクレープの一番最後に、キャラメルソースがたっぷり溜まっていました。「最後のひと口までおいしく楽しんでほしいんです」という店主・ばるぼらさんの言葉通りです。キャラメルソースをちゅるっとすすったら、お腹もココロも大満足になりました。
本当に食べ応えのあるクレープなので、ランチを軽めにして、しっかりおやつにするのがよさそうです。
種子島の材料にこだわりたいとの想いが込められたクレープ、安納芋娘
店主のばるぼらさんにお話を伺いました。
ばるぼらさんの地元は藤沢で、鎌倉のクレープ店で働いたのち種子島に移住。「鹿児島から種子島に渡るための船の待合場で、はじめて安納芋の焼きいもを食べたんです。お寿司屋さんなどの脇で焼いているようなお芋だったんですけど、それが本当においしくて。あまりのおいしさに感動して、絶対にクレープに使いたいと思ったんです」
種子島でcrêpe Shop Baruboraを開業し、安納芋のおいしさを活かしたクレープ《安納芋娘》を開発し提供するようになりました。その後も研究を重ね、当時開催された、西之表スイーツサミットで、安納芋娘がグランプリを受賞したそうです。
逗子に移住して新たにお店を開いてからも、安納芋娘をおいしくする努力を続けました。「安納芋は以前と比べて手に入りやすくなり、近くのスーパーや通販で買えたり、産地も増えてきました。でも種子島産の安納芋が一番おいしいんです。だから、種子島の友人に送ってもらったり、種子島に行く人に頼んで買ってきてもらったりしています。お店で使う安納芋は、種子島産です」とのこと。
クレープの研究もずっと続けていて、最近は材料の産地や品質に以前にも増してこだわるようになったとか。「お手頃な材料はもちろんありますけれど、おいしいものを作りたいから、材料もしっかり選んでいます」と、ばるぼらさんは言います。
そんなこだわりのひとつが、重要な材料の1つである砂糖。ただ甘いだけでなく、うま味などにこだわった結果、行きついたのが種子島産の粗糖だそうです。
粗糖は、ザラメのようなキラキラと輝くきれいなお砂糖で、やさしくてすっきりとした甘さで、いつまでもなめたくなってしまうようなおいしさがあります。
「クレープの中でも一番シンプルな、バターと砂糖だけのバターシュガーに使うと、粗糖のおいしさがより際立ちます。砂糖だけでこんなにおいしくなるなんて、と思いました」とのこと。お店ではこの粗糖ときび糖を使っているそうです。
安納芋娘にかける想いや、クレープの研究について話すばるぼらさんはとてもキラキラしていて、もっとおいしいを実現するために努力を惜しまない、すてきな方でした。
逗子にいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
crêpe Shop Barubora
- 神奈川県逗子市桜山2-3-45
(JR横須賀線「逗子駅」より徒歩約13分/京急線「逗子・葉山駅」より徒歩約8分) - TEL:080-9972-3296
- 営業日・時間:Instagram(@crepe_barubora))にて確認
- 定休日:不定休
- 駐車場の有無:なし
※掲載情報は2024年11月の取材時のもので、変更になる場合がありますので、最新の情報は公式ホームページ等をご確認ください。
執筆者 ウスイホーム株式会社 広報チーム 1976年に神奈川県で創業。お客様と地域の発展のため、住宅に係わるあらゆるお手伝いをさせて頂いております。長年にわたり蓄積してきた知見を活かし、新築戸建てや中古戸建てを検討・購入する際に役立つ最新情報を発信しています。 お問い合わせURL https://www.usui-home.com/contact |