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和室のリフォーム

JAPANESE STYLE ROOM REFORM

和室のリフォーム
JAPANESE STYLE ROOM REFORM

和室のリフォームには現状の和室の畳の表替えをしたり、
壁紙などを張り替えて和室のままリフォームする方法と、畳からフローリングに変える洋室化リフォームがあります。
また、最近は和室を完全洋室化するのではなく、和の部分を残しつつ和と洋を融合させる「和モダン」が人気です。
あなたにあったリフォームプランを見つけましょう。

八畳の和室

和室リフォームのタイミング

和室イメージ

和室の場合、住み続けていると目立ってくるのが畳や障子、襖(ふすま)の劣化。畳はカビやダニが発生しやすく、まめに掃除をしていてもアレルギー体質の方にとっては悩みのタネになることも少なくありません。また、畳・障子・襖は、表替えや張り替えなどメンテナンスが負担になりがちです。


そのほか、「ライフスタイルに合わなくなった」などの理由も和室リフォームのきっかけに。バリアフリーの視点からも、車椅子で生活しやすくするために全面フローリングにしたい、フトンの上げ下げが要らないベッドにしたい、といった理由から、和室を洋室へ変更するケースも多く見られます。

和室リフォームの種類

「和室は残したいが、雰囲気を洋風に変更したい」という声も少なくありません。ここでは「和モダンな和室リフォーム」のポイントを見ていきましょう。
まず、和室の印象を大きく変えるのが、「壁面・建具の変更」です。

①壁に質感を出す

質感のある塗り壁やエコカラットのような調湿性のある自然素材で和室全体の印象が変わります。
また、エコカラットを市松模様に貼り分けたり、濃い色の塗り壁もモダンに見えるポイントになります。

②障子やふすまを建具にする

障子や襖(ふすま)は昔ながらの和室のアイテムなので、ゆるやかに目隠しにもなるスリット格子にしたり、
障子風の内窓にするなど、建具によって多様演出が可能です。

③収納はフローティング化

床から浮かしたつくりになっているのがフローティング収納です。押入れなどもフローティング化すると、従来の和室にはない見え方になることでぐっとモダンな空間になります。また、部屋が広く見える、床掃除が簡単などのメリットもあります。

④間接照明を取り入れる

和室は柱が壁の前面に出ていたり、床の間があるなど、段差や凹凸がある構造になっています。その凹凸を利用して間接照明を取り入れると、ぐっとモダンな空間になります。

和室リフォームの相場

和室のリフォーム費用は、壁を撤去したり、床の段差を無くすなどの大工工事があるかどうかで大きく変わります。
平均的には、壁や床の大工工事がない場合は35~50万円程度でリフォームが可能です。

壁の撤去や段差解消など大工工事が必要な場合、50~100万円は用意しておく必要があります。

大工工事のないリフォーム例

畳を琉球畳にする

5~10万円

壁紙クロスを貼る

10~15万円

押し入れをクローゼット化

20~25万円

(押入れをウォークインクローゼットにする場合は追加で5~20万円が必要になります)

大工工事があるリフォーム例

壁の撤去

4~20万円

床の段差を解消

20~40万円

天井の工事

5~15万円

その他建具取り付け等

15~20万円

(リビング側のフローリングやクロスも全て張り替えると100万円前後の追加金額がかかります)